こんばんは、あーるです。初週に観にいこうとしたら「ママー行かないでよーー」と泣かれて(兄に)二週目の週末になりました。
非日常な二時間でリフレッシュしてきました!それでは感想を。
あらすじ
19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれる。
yahoo映画より。
別の映画で予告編を見たとき(ん。。。予告編でお腹一杯だし、なんとなく筋が読めたな)と感じたのですが「実在の人物がモデル」と知って興味が湧きました。
感想
確かにありがちな展開だけど心に沁みる。ショーの話なので歌やダンスが織り込まれても自然。THE・ショータイムなシーンもあるし、ただの会話や心情を歌うシーンも盛りだくさん。もう単純に楽しめました。まぁ、とにかく序盤の展開が早い早い!その辺の端折り方(歌での魅せ方)は結構大胆。
好きなダンスシーン
○オープニング
オープニングクレジットからのあの後ろ姿のポーズでね!まずブワッと鳥肌で心捕まれます!
〇古アパートの屋上での家族で夢を語るシーン。
はためくシーツと光と、愛に溢れてます。
○バーのシーン。
バーでバーナムとフィリップ2人が相棒となるまでのナンバー。あらゆるものを小道具に駆け引きする2人のやりとり。真上からのアングルで行き交うグラス、こういうダンスシーンは「映画でミュージカル」ならでは。ザックエフロン、成長したけど若々しいなぁ~としみじみ。
○フィリップとアンが想いを伝えおうとするシーン。
家族愛と並行して描かれる若い2人の恋愛のストーリー、静まったサーカスの舞台でのシーンは本当に美しくて。抱きしめられそうで抱きしめられない、離れては追い掛ける、その繰り返しに胸締め付けられるシーンでした。それにしても、脚キレイ。
って、列挙していたらたくさんになってしまいました。
ショーのシーンは当然“そういうもの”として観られるので、“それ以外”のダンスシーンにどれだけハマれるか?っていうのは重要です。そういう意味ではラ・ラ・ランドのOPは感動モノでした。
〇考えさせられたりも。
バーナムは「楽しくダマす」と自覚してショーを率いていたからこそ、オペラ歌手のリンダ=本物を目の当たりにして胸打たれてしまった。しかも、彼女の出自に共鳴して心揺らぎそうにもなる(ええ~行っちゃうの…ってちょっと思いましたよ)。バーナム自身も除け者にされていた過去から、自分の居場所を探してガムシャラにもがいてた。ただの善人じゃないその人間味がユニークな仲間たちを纏めるパワーだったんだろうな。
自信過剰には描かれていますがヒュージャックマンが演じるからか?いい人感が出てしまい。実際は、さらに野心溢れる人物だったらしい。
皆がまたバーナムの下に集まって、本当に良かった。自分の居場所探しって誰にとっても永遠のテーマだと思うから。
そして「ママはビーチにいるよ」からの夕日の美しさ(と思い出すあの日)と言ったら。
ラストは娘のバレエ発表会で、「結局"本物"を目指すのね~」とチラッと思ったら妹のあの出演の仕方にクスリ。三代目座長かなー?
最後の字幕
最後に字幕が出てきて瞬時に理解できなかったのですが…調べて解決できました。
ストーリーとは直接関係はなく最近よくある注意書きのようなものなのだそうです。スッキリ。
グレイテストショーマンのラストエンディング後の英文、何と書... - Yahoo!知恵袋
まとめ。
鮮やかな音楽とダンスに浸るべし、な一作。出来るだけ大きくて音の良いスクリーンで!時間の都合で叶わなかったので、それだけが悔やまれます。
この雰囲気なら、小学生くらいになったら観られるかな??アニメ以外の映画館デビューはいつになるだろうか。