こんにちは。あーるです。
親子でお気に入りの本の話です。
先日、かこさとしさんの訃報がありました。愛読している本があるとやはり寂しい気持ちになります。
ニュースなどで目にする代表作や紹介される本は「からすのパンやさん」が多いですね。我が家にもあります。旦那さんは子どもの頃大好きだったとのこと。
あとは、だるまちゃんのシリーズでしょうか。
私&二人の子どもたちが大好きなのは「ことばのべんきょう」というシリーズ、“くまちゃんのかいもの”という本。
かこさとしさんといえば!と言ってすぐ出てくる本では無さそうですが、とても愛着があります。
くまちゃん一家が様々な場所で買い物をする話に沿って、出てくるものの名前が全部書いてある本です。
本屋、花屋、八百屋、おもちゃや…
今見ると、たばこ屋でハガキを買うシチュエーション(ハガキの赤枠は5)とか、肉屋でコロッケを買うとか、洋服屋で反物を身体に当ててみるとか…最近はお目にかからないことも多いですが。そんな違いも含め楽しんでいます。
もうすぐ2歳になる娘は「べんきょ、よむー」とせがみ、出てくるものを指差しては逐一「こーは(これは)?こーは?」と楽しそう。
息子は大人買いするシーン(あらもの屋で)を早口で読むとケタケタ声をあげて笑います。
こういうタイプのことばを覚える本は色んな作家さんが出しているかと思いますが、どうしてもこれと比べちゃいますね。
実家にはことばのべんきょうシリーズの“くまちゃんのいちねん”があって帰省すると読みきかせています。良く見ると定価320円とあります、時代を感じるなあ。
コンパクトで持ち歩くのも楽なので、電車の中や飲食店の待ち時間などにも重宝しています。一つ一つ説明するとかなりの時間を費やせるのも良いところ。
これからも大切に読んでいきたい一冊です。