こんにちは、あーるです。観てきましたよ!楽しみにしていた一本、sunnyです。
劇中の女子高生ほどギャルではありませんでしたが、90年代はルーズソックスを履いていた10代ど真ん中なので期待…アラフォーが見なくてどうする、とばかりに行ってきました。
解説&あらすじ
解説
『サニー 永遠の仲間たち』を、『モテキ』シリーズや『バクマン。』などの大根仁監督がリメイクした人間ドラマ。舞台を韓国から日本に移し、仲の良かったコギャルたちの22年後の姿を、1990年代の音楽やファッションを交えて描く。
あらすじ
夫と高校生の娘と暮らす40歳の専業主婦、阿部奈美(篠原涼子)は、日々の生活に空しさを感じていた。一方、独身で39歳の社長・伊藤芹香は、ガンで余命1か月を宣告されてしまう。およそ22年ぶりに再会した芹香にもう一度みんなに会いたいと告げられた奈美は、ある事件が原因で音信不通になった仲良しグループ“SUNNY(サニー)”のメンバーを捜そうとする。
yahoo映画より
感想。
ストーリーはオリジナルに忠実です。なので純粋なストーリー感想はこれ以上になりようがないくらい。
知ってて見るので(ここ、こうなったんだー)とか(この曲流れるんだ!)とか見比べる楽しさがありました。驚きはないんですが同じところで泣きましたね…!
みどころ・役者編
・疲れ気味の篠原涼子。あまり主張もないような、旦那さんに従順な主婦を演じています(あんな旦那さんは嫌です…)。快活なイメージが大きいですが意外にも合っていました。劇中では40歳、出来婚で高校生の娘がいる…という設定。24才で出産くらい?自分とはひとまわりも違います。その頃親になっていたら一体どうだったんだろう…。
・広瀬すずの可愛さと振り切った変顔!とにかく頑張ってました!凄い顔のオンパレード。スローになると見るのが恥ずかしくなってしまうくらいの表情多数。
・ともさかりえ演じる、アルコール依存に陥ってしまった“心”。ともさかりえっていうのがもう…絶妙すぎる。最近あまり見かけず、比較的あの頃活躍していたという存在。痛々しいまでの熱演です。“エスカレーション”は好きでカラオケでよく歌ってました。
・三浦春馬の格好良さ。笑っちゃいそうでした(誉めてます)。ネルシャツにダウンベスト…あったねぇ…シスコの袋。音楽はCharaでしたか!不自然と言えばそうですがあの時間の止まりっぷりは最高でした。ちなみに、大人の渉の役者さんは誰?とエンドロールを確認したところ、橋爪淳さんという方。
・池田エライザ演じる奈々はとにかく綺麗。“90年代の”奈々としてはクールでアンニュイな雰囲気、文句なしの美しさがあって良かったです。
みどころ・懐かし要素 編
最初のルーズソックスのカットでもう(うわーー!)となる。写ルンです、ティセラやC.C.レモンの看板、今見るとショボい(音声も変な)プリクラ、ミルキーペン、アルバムの表紙に貼られたヒステリックグラマーのステッカー、カラオケ…出るもの出るもの…懐かしくてたまりませんでした。
ALBAROSAかミージェーン?かみたいなショッパーもありましたね。そっち系のブランドは通ってませんが、教室の机の脇にベティーズブルーとかエックスガールとかの紙袋を吊していた当時を思い出しました。
ギャルとオザケン。
これは公式サイトにも書いてあったのですが、ギャルとオザケンってのはどうかなぁ?と。時代背景を監修したeggの編集長曰く「大根さんのこだわり」ともありました。
オザケンっていうのはあの頃オリーブ少女の王子だったわけで。もしかしてギャルからしたらナヨナヨした男に見えてたんじゃないのだろうか…?自分自身は好きなアーティストを買い集めつつ、ヒットチャートをまんべんなく聞くタイプ、かつオリーブも読んでいたので(オザケン良いね!)と素直に感じたものの。不自然に感じる人もいるかもしれません。
あと、小室さんの劇伴としての音楽が…全然印象にありません!ヒット音楽の印象が強いせいです、きっと。これで引退とは…なんだか切ないですね。カラオケでは本当によく歌いました。
あ、そういえば私の音楽予想は安室ちゃん以外サッパリと外れてました笑!
個人的にはもうちょっとギャルをキレイめにしても良かったんじゃないかな…と。何も元ギャルだけが観るわけじゃないのでね。オープニングの登校~自然発生的なダンス~校庭での大人数でのダンス、のギャルギャルしい雰囲気にたじろぎました。少しここまで皆茶髪にしなくても、と。
まとめ
安室ちゃんの引退も近づきひとつの時代が終わる…という気分の今見たからなおさら染みてます。アラフォー(特に女性)は楽しめる筈!見に行くのが難しいなら何ならリメイク元を見てみてほしいです…。
でも、先に見たのが日本版だったら、自分の過去と相まってさらに感動したかも、しれないな。
ということで、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の感想でした。