こんばんは。あーるです。昨日のお出かけレポに続き本編の感想です。
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」。
スタッフ、キャストについて
監督:八鍬新之介『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』など
脚本:辻村深月
ゲスト声優:広瀬アリス、「ロッチ」の中岡創一、「サバンナ」の高橋茂雄、柳楽優弥、吉田鋼太郎ら。
映画の第39作です。
あらすじ
月面探査機によって捉えられた白い影のニュースを聞いたのび太は、それを“月のウサギ”だと訴え笑い者になってしまう。そこでドラえもんのひみつ道具“異説クラブメンバーズバッジ”の力を借りて、月の裏側にウサギ王国の建国を計画する。ある日転校してきた謎めいた少年ルカは、のび太たちと共にウサギ王国に行く。
※シネマトゥデイより
感想
今回、割と子どもたちが落ち着いていたこともありストーリーをかなり追えました。
私自身はそれほどのドラえもんフリークというわけではないのですが、子供の頃は金曜日ドラえもん、はなきんデータランド、ミュージックステーションという流れは定番でした。特に大好き、と宣言するまでもなくドラえもん(というか、テレビ)が日常にあったと思います。
イチョウの葉が舞って秋なんだな…と判るオープニング。ここ数年の映画を見ていて普通に背景がキレイだなぁ…なんてことを感じます。ススキのなびく原っぱとか、わくわくするような月の裏側の世界とか。
怒られたのび太が廊下に立たされて(この描写、平成が終わろうという今でもやるんだ…)とか思っているうちに「ドラえもーん」という助けを求めるのび太の声。から、テーマソングが重なって。なんだかそれだけで泣けてきました、ただ年とっただけかな…笑。夢をかなえてドラえもんの歌詞とメロディ、好きです。
ストーリーは次々と出てくるひみつ道具は勿論友情あり、冒険あり、お風呂あり、美味しいシーンあり、カーチェイスあり…とシンプルに楽しいです。
「友達だから助けるんだ」「想像すること止めたら世界は滅びてしまう」、(だったかな?)なんて台詞が散りばめられており。こういう言葉が素直に心に響いたらどんなに良いだろうか…なんて思ってしまいました。
私のようなスレ気味(?)な親としてはそうやって思い出して、子供に伝えてあげられたら良いのかな。
かぐや姫、うさぎとかめ、といったモチーフも出てきます。全部わかった上で見られるのはやっぱり小学校高学年程度なのかな、と感じました。全体的には5歳にはまだ難しかったかもしれません。異説、定説、という意味、ボスの正体についての概念、笑止千万!という台詞などなど。
ただ、完全には解らなくても「ドラえもん全然お月見しないでどら焼き食べてたね」とか「あのお風呂があるところ、行ってみたいな」とか「あのバッヂを取ったら息が出来なくなっちゃうんでしょ?大変だ!」とか印象に残ったことを見終えて一緒に話せるだけでも、今はいいのかな。
子どもと長時間遊ぶのが得意ではない私にとって、共通の話題…といってはおかしいかもしれないけれど。いつかまた観たときにもっと深く語り合えたらいいなと思っています。
…すごく好きなシーンがありまして。夜、待ち合わせをしてとある場所へ向かうのですが。のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネオ、それぞれが迷いながら月を見つめるんです。正直ウルッと来てしまいました。
ゲスト声優については吉田鋼太郎さんはとにかく上手いな…と。ホント、変幻自在。
あと、自分の読書量が少なくて辻村さんの事には全然触れられません。多分、今回の売りなのに、、、これを機に何か読んでみようかな。
久々にパンフレットも買いまして。息子はお菓子を集めるすごろくに大いにハマっております。
娘は付き合わせているだけの状態かと思いきや、パンフレットを見ながら「うさぎさんかわいかった」「あ、うさぎかいじゅう」「あ、ドラえもんちきゅうだね(娘が一番先に気づいた)」とか、結構印象づいてるものだわ…と驚かされました。
目下、持ち帰ったアンパンマン映画のチラシに釘付け。今から「ぜったいいこーね」宣言です。
以上、あっちこっち話は飛びつつ。母の方が恐らくガッツリ観てた、映画ドラえもん最新作の感想でした。