あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

五歳男子と桑田佳祐とピアノ。

こんばんは、あーるです。本日は少し前に終わった息子のピアノ発表会を振り返ります。

 

目標は二曲

曲決めは4月くらい。

「ミニ発表会があるから出る?」と先生に聞かれ「出る!」。即答。

「今回は、一曲は片手、もう一曲は両手でやってみよう。」とのことで。前回は先生の伴奏+右手だけでしたが、両手も含み2曲仕上げるのが目標に。

人前に出ることへの意識

年少のころは発表が苦手でした。行事で発表があっても直前で回避したり、舞台袖で固まって動けなくなったり。一年目だからそんなこともあるよね…とのんびり構えていたけれど。

年中の秋にで初のピアノ発表会。あの時みたいに直前で止めちゃうこともあるかもね…と旦那と話していたけれど。なんのなんの、無事弾き終える。袖から見ていてウルっとくるものがありました。

 

以来、人前への苦手意識は減っているように思います。むしろ、出たがってるかも。好きなこと、自信がついたことを見てもらいたい、そんな気持ちを持ってもらえてたら単純に嬉しいです。 

「若い広場」を弾いてみる

発表会は6月なので、7月には少し早いけど「たなばたさま」はどう?と一曲は私から提案。ちょうどいま進めているテキストに載っていたこともあり。

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もう一曲は先生と話し合って決めようと話していたのですが。

 レッスン終わりに

「『若い広場』をやるって言ってますよ。」

と先生に言われました。

…いや、弾けたらいいね~とは旦那と軽く言ってたし、適当に音を拾って息子も遊んで弾いていたけど。まさか自ら話すとは。「じゃあ来週楽譜持ってきますね、と。先生にアレンジしてもらい弾くことに。バッサリCメロを切って黒鍵も殆ど使わない形にしていただきました。

 桑田さん好きになった経緯はこちら。

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しかし、両手が全然合わない。それまでも、左手を使う練習は始まっていたけど同時に弾いてはいなかったのです。

数字が好きだということと、きちんとカウント出来るというリズム感はまた別なのだなぁ…と感じました。ちょっと、危機を感じたので練習チェック表を作ってカウントダウンをすることに。

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変なマークは大体、旦那作です…。

 

週ごとのおよその進捗&声かけ

第一週…片手ずつ練習、指使いを正しくすることを面倒くさがる

「難しいけど、正しい番号で弾くとかっこよく出来るよ!」

第二週…片手ずつ練習

レッスンを経てなんとか指使いをきちんとするクセがつく。やはり先生に言われると納得する様子。

第三週…前奏だけ右手と左手を合わせられた。ただ、それ以降は全然無理。この一週間練習してみて厳しそうだったら伴奏を先生が弾こう、と言われる。

頑張って毎日練習する。弾けるようになったら「先生がびっくりするかもよ?」

第四週…弾いてる音は全て合っているけれど、タイミングがズレている

「音は合ってるから、あと少しだよ」

第五週…ようやく右手と左手のタイミングが合う。最終的に右手と左手がきちんと合って、最後に和音を3つ弾いて〆。

「名前を呼ばれてお辞儀するところからやってみよう!」

 

段々弾けるようになってくると、促したりチェックすることもなしに大体朝食前に2回ほど、帰宅してから2回ほど「ピアノやろー」と自ら向かうようになりました。

正直、楽譜を読んで上下の位置で音を合わせているのではなく。耳で覚えて再現していると思われますが…なんとか完成!

 

当日も無事やり遂げまして。ホールというよりリハーサル部屋のような場所だったので、舞台と客席の段差もなくて緊張感は低めだったかもしれません。でも、また一つ経験して自信にしてくれたらな、と思います。

 

ピアノをやっていて良かったこと

音感がついたとか、人前に出ることに抵抗がなくなったとか、も勿論そうなのですが。

一番は怒らず子どもと楽しむ時間を持てていること、かな。

 

幾つか見学した習い事から自分で決めたけど(やってほしいなぁ…)と密かに思っていたのも事実。私も習っていたけれど、親の圧が強く感じた時期もあり途中で嫌になって教本を破いたりしたものです…。ですが、離れてみて久々に弾いたらやっぱり楽しいな、と感じた次第。だから、息子にはピアノを、音楽を嫌いにはなってほしくないのです。だから、上手く弾けなくてもひたすら良かったところを誉める!ようにしています。普段の生活もそうできればいいのだけどね…。

 

終わってみて

帰りの電車で同じ教室の方と電車で乗り合わせまして。他のスポーツもやっているとの小学校高学年の男の子。「発表会前しか練習しなくてね~」「解ります…!」なんて話をしながら帰りました。本人くんも「色々忙しいんですよ~」といっちょ前なのが微笑ましかったです。

 

先日の誕生日には「ハッピーバースデー弾いてあげるよ!」と皆の歌に合わせて伴奏してくれた息子です。娘が泣いているとアンパンマンを弾いてくれたりもします(いつもではないけれど)。

 

しばらく基本練習に戻りますが、楽しく怒らず進めていこう。今もテキストより「若い広場」の方をたくさんを弾いてますが…。

 

さて、秋の発表会は何を弾こうかね。

 

そういえば。本日サザンはデビュー41周年記念日です。おめでとうございます!

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