こんばんは、あーるです。先日、生理カップのワークショップに参加してきました。本日はその感想&そこから考えた事などを書きます。
生理カップとは
月経カップとも呼ばれ、鈴のような形をしていて、タンポンと同じように膣内に挿入し経血をためて使用します。ラテックス(ゴム)や医療用シリコーンなどの素材で作られており、カップは洗い流して繰り返し使えます。
※インテグロHPより
今回、インテグロ(生理カップや生理ショーツなどを手掛けている会社)の公式生理カップアンバサダーとしても活躍されている梅つま子さん企画のワークショップに参加してきました!
参加のいきさつ
以前からつま子さんのブログを愛読しています。その中で度々紹介されていたものが「生理カップ」。私は、つま子さんのブログで知りました。
ぼんやりと使ってみたい…と感じていました。
理由は
・蒸れない、においが出ない
・ナプキンのストックが要らない
・ずれたりよれたりするのは嫌だけど羽根つきのナプキンは嫌
・服のラインに響かなそう
この辺り。が、いきなり買ってみるのもハードルが高く感じてワークショップに参加してみた次第です。
隔月で開催とありますが、開催日数日前からイライラしていてそろそろ生理来るなぁ、と感じていたこともあり。「参加するならこのタイミングだ!」と勢い申し込んだのでした(そして予想通り生理が来て、既に5日間使い終えた今です)。
ワークショップ後ネットで購入したカップ。
つま子さんのブログに、参加された方たちのレポがたくさんありますのでリンクを貼らせて頂きます!
ワークショップでは…
印象的だった話
冒頭でインテグロの方が元々はカップが必要な人=アスリートなどの身体を頻繁に動かす人がターゲット…と思っていたけれど、実は子育て中のお母さんこそアクティブに過ごせるようにカップを上手く活用出来るんじゃないか、と考えている…というような事を仰っていたのが印象的でした。
この辺りはつま子さんが良きモデルとなっているし、ワークショップを企画されている所以だなぁと。ハキハキと生理カップについてトークするつま子さんに、娘ちゃんが「ママカッコイイ!」と言っておりました…♪素敵な親子関係!
生理カップを触ってみての感想
私の第一印象は「思ったよりしっかりしてる」でした。一緒のグループの方も同じような感想で。
もうちょっと柔らかいイメージだったのです。こういう点は、やはり実物を見て触ってみてのワークショップならでは。
その弾力も身体の中でちゃんと経血を受け止める形に戻るには必要なんだな、という事がレクチャーを受けていく中で解りました。
そうそう、ワークショップの冒頭で「ピンときたカップを今日の相棒として決めてみる」という話があり。最初戸惑いつつも一気にカップとの距離(?)が縮みその後はとにかく、お話を聞きながらひたすら数種類のカップを触っていました…!
グループワークでは疑問や不安を書き出したり、発表して共有したり。初対面の人と話す、ということ自体も久々だったので刺激になりました。
実はばんばん疑問が出てきたわけでもなかった私。「量が少な目の人はどうなのか?」くらい。先ずは使ってみてだろうなぁ、という気持ちになりすぎていたか⁉「未知のものすぎて意外と出てこない…」という。そこそこ緊張もしてたと思います。そんな私でも、他の方やグループの方の話を聞いてなるほど…と自分の気づけなかったことに触れられるのもワークショップの良さだな、と感じました。
5歳男子と生理
今回、息子を連れて行くことに一抹の不安はあったのです(一緒に聞かせようというより、その後の予定のため)。
これまでどんな風に説明していたかというと。
お風呂に入る時に、経血が出てしまう事が度々あったのでそれを見たことはあります。「ママお腹痛いんだよ~~、怪我してるわけじゃないんだけど血が出ることもあるんだよね」程度に話していました。お風呂上りにナプキンをあてるので「これ何?」と聞かれた時は「ママのおむつパッドだよ」と答えていました(息子の夜のオムツ外し用のおむつパッドに似ているので)。
「お腹が痛いから調子悪い」という話はよくしていたのですが、根本的に何なのか?という説明はしてなかったように思います。
ワークショップにあたっては、「ママがたまにお風呂で血が出てきてることあるでしょう。それを出てこないようにする道具の話を聞きにいくんだよ。あと、筋トレもするんだって」くらいの説明です。出てこないようにする…というのは語弊があるんですが「中でカップにためておく」といきなり言っても伝わり辛いかな?と思い。
まぁ、重要性が解ってないからきゃっきゃ騒ぐし、「えっちなところにいれるんだよね!」と得意げに言うので気が気じゃない…(既にそういうイメージになっているのは何故!?)同じグループの方が「だいじなところだよね」と一緒に言い直してくれてもうほんと、お騒がせして失礼しました…という気持ち。
正直「5歳男子にどこまで何を説明するか、自分の中で定まってない」ということが今回はっきりわかったのも良い機会でした。
旦那の反応
「生理カップ?ワークショップ?」なにそれ?というので写真を見せたら「えっ?入れるってこと?衛生的にどうなの?」というのが第一声。ま、そりゃ解ります。私もそういう点も含めて不安だったから行ったのであって。
「これがあればナプキン買わなくても良いんだよね」と言ったらほほ~と少し納得したような返事があったのは…何度かナプキン買ってきて…と頼んだことがあったからか…!すいません、こんな妻で。
ワークショップに参加してみて
生理って身近なことだけど、改めて語り合ったり生理用品について考え直すことってなかなかありませんでした。大事なことなのにね。漠然とナプキンを使い続けていました。割と軽めなこともあり余計に深く考えることがなかったように思います。
ですが、今回実際に使っている方の話を聞いたり、具体的な使い方を実物で試したりすることでぼんやりとした「使ってみたい」という気持ちが大いに後押しされました。
実際のところ、私にとっては生理が始まってからより終わるまでの方が近い年齢です。
が、将来娘(3歳)に伝えるにあたって生理用品の選択肢が色々とあった方がいい。息子にとっても生理とは?から女の人とは?ということを伝えていくにはどうしたらいいのか、と考える機会にもなりました。
ブロガーさんも多数参加されていて(普段読んでいた方、そうでなかった方も含め)直接お話は出来ませんでしたが、勝手ながら少しだけ身近に感じられたのも嬉しいことでした。
迷っていましたが、参加してみて良かったです!つま子さん、企画してくださってありがとうございました。
また使ってみての感想も書いていきます。