あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

映画「望み」を夫婦で鑑賞。

こんばんは、あーるです。映画の感想です。

 

「望み」の原作は既に読んでいます。ほぼ一晩で一気に読み切ってしまうくらい引き込まれました(読書習慣の少ない自分が)。

雫井 脩介「望み」感想。 - あーるのあーだこーで。

夫にも読んでみて!と言ったのですがタイミング合わず(逆に夫は読書習慣はあるけど、読むのが遅いタイプ)そのまま。ということで、一緒に見に行ってみようよーと。

 

お互い映画好きですが、一緒に行くことは時間的に無理なのと、私邦画、夫洋画の方が多いので最近はあまり行きません。が、娘のお弁当が始まった今昼間に行けちゃうじゃん。と、決行した次第。


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内容は知ってるんですが、泣けてしまいました。

ちょっと、、泣かそう感が透けちゃっているなぁ、、と思ったりもしたのですが。作りの親切さというか、よく言えば。

 

俳優陣の熱演はさすが、と見入ってしまいました。息子のことはそれぞれ大切に思っているからこそ、何を信じたいか?が夫婦で違ってしまう。その葛藤が迫ってきて苦しい。

 

夫の感想は、「あの二択以外の選択肢を何故考えようとしないのか?」と言ってましたが…それ言っちゃあ話になんないでしょ、と。二択ありきのストーリーかもしれないけれど、原作読んだときはそこに思い至らなかったなぁ。既読だから比べることは出来ないけれどふっと冷めちゃう瞬間みたいなものが活字ではなかったせいなのかもしれません。ちょっと、やりすぎかな~というマスコミの演出や、スローモーションにわざわざするシーンや音楽とか。良くも悪くも映像の力だなぁと。

 

でもね、そうは言っても二人でずるずる泣きましたよ。

月曜の朝一で見る映画じゃなかったね、とは言いつつ。本当に考えさせられるのだけど、重ねて考えるのも辛い内容ではありました。見るのしんどいシーンは勿論ありました。

 

あと、あんなに後半ってあったかな?という思いも。それもやっぱり、映画にするならこのくらいまで描かないと終われない…ということなのかな。取って付けた感も少々。ただ、本に挟んであったメモには…涙でした。

 

サスペンスかと言うと、そこまでの謎解き要素はないし。家族ドラマって銘打ってしまうと人が入らないのかなぁ…実際人にすすめるか?と言ったら難しい。でも、見てみて欲しくてブログを書いてます。

 

よく映画化したな、と思います。浮わついた空気やミーハーなキャスティングもなく(…と思ったら、登坂まろアナはいました。ちょっと気が散るからもっと色のない人にしておけば良かったような)。

森山直太朗の主題歌を聴きながら、また涙して終わりました。

 

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あの家の作りが、おおー、こんな感じなのね!という楽しさはありました。

この記事面白かったです。

 

 

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