あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

映画「マイ・ボディーガード」

先々週くらいかな?テレビ東京、午後ローにて。

仕事から戻りなんとなくテレビをつけたら、映画やってる。始まったばかりみたいのタイミングらしい。で、そのままつい見てしまった!というのは結構面白かったから。

 

子どもたち二人とも六時間授業、という日がたまにある。なかなか帰ってこなかったこともありラスト15分のところまで見て「うわーーー気になる!」。録画。

翌日に持ち越して最後まで見ました。

 

マイ・ボディーガード

暗殺任務に明け暮れる日々に疲弊していた元CIAの特殊工作員クリーシーは、9歳の少女ビタの護衛を引き受け、彼女の純真さに癒されていく。

そして彼女が誘拐犯に拉致されたとき、彼の過激な追跡が始まる。

映画.comより

 

普段あまり見ないジャンルではあったのですが。子役のダコタ・ファニングが可愛くて…!

暗殺の任務からアルコールに溺れPTSDに悩まされていたクリーシーが、富裕層の夫婦から娘の護衛という仕事を頼まれる(メキシコは身代金目的の誘拐ビジネスが多発しているという背景があるらしい)。最初はなかなか打ち解けられないクリーシーとピタ。だけど、幼いながら人の心を見透かすようなピタの瞳。「わたしのクマのぬいぐるみに似ている」「さびしそう」うう、胸がキュッとします。

忙しい親2人に代わって習い事や学校の送迎の時間などをするクリーシーは、少しずつピタと心を通わせていく。

水泳の付き添いをしてから、二人は自宅のプールでトレーニングを積むのですがまぁ~スパルタで笑!軍隊仕込み?でも、水泳の記録会という明確な目的に向かって2人が仲良くなっていくのです。記録会で喜ぶ二人のシーンには見ているこっちも「よしっ」と嬉しくなるくらいでした。

 

という、前半からガラッと変わっての、ピタが誘拐されてからの怒涛の展開。クリーシーが誘拐犯を追い詰めて、次々とやっつけて(いやもうほんとに)遂に真犯人に対峙する。

 

母親が語る後悔のシーンにはぐっときました。自分の時間が全く無くなる感覚。少なからず、こどもが小さい時には似たような思いは私にもあったから。いなくなって初めて気づいては遅すぎるわけなのだけど…!

 

犯人一味の中の母に見せたクリーシーの優しさにも痺れた。

 

ずーっと、ごちゃごちゃした絵が続くのです。お金持ちそうな豪華なインテリアの部屋にしても、誘拐犯たちの住む荒れた家が立ち並ぶ風景にしても。

 

それだけに、ラストシーンの一気に開けた風景が印象的で。広い空なんだけど、少し寒々しい。これから起こることの明暗が予想付くだけに切なくなる。

 

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色々調べてみますと、この作品NETFLIXでリメイク、ドラマ化が決まっているそうで。

気にしておこう。

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