第三十四回、伊藤園お~いお茶新俳句大賞。
春先に学校から「二次選考通過のお知らせ」のプリントを持ち帰ってきた息子。
諸々の保護者の確認サイン、句を作った時の気持ちなどを息子が記入し事務局に送付してから半年ほど。
10月下旬に最終選考に残った句の発表とあり、ずっと楽しみにしておりました。
やっと情報が出て10/23の18:00からYouTubeでライブ配信だと!
その日は習い事も終わり夫も在宅だったので、ワクワクしながら画面に見入っておりました。
大賞から始まり、各部門賞(文部科学大臣賞、金子 兜太賞など)、佳作…と次々発表されていきます。画面に名前が流れていく中
「さあくるか…!」
「さすがに大賞はないか…」
「東京都きたーーー!この中にあるか!」
(映画のエンドロールのように、次々と名前が映し出される)
「なかった……」
「いや、部門賞くるんじゃないか!?」
「いない……!あ!名字が同じ子がいた!惜しい!」
等と、楽しみながら眺めておりました。
結果は落選!でしたけどここまで残ったのも凄い事。
約192万→2万→1万。そこからのお茶パッケージになる2000の壁は厚かった。
選ばれた句にははっとさせられたり、ほろりとさせられたり。
作者や選者のコメントを読むのもまた楽しいものです。
送付したプリントのコピーが手元にあるのですが、良い記念になりました。
もっとも、息子的には気合入れて俳句を作っていたわけでもなんでもなく、学校でまとめて送った中で選考に残ったまで。
でも、その作為の無さがいいんですよね。
多分私だったら、パッケージ掲載狙うぞ~!みたいな意思が働いてしまうところ。
正直お茶になったら、知り合いに配って盛り上がるだろうな~という妄想はしていました。特に川柳好きな祖母に真っ先に報告したかったです。
「俺は全然自信なかった」
と言っていた息子の本心はいかに。でも、母はこの句好きだよ、と伝えました。
こんなことをきっかけに、書くことや表現することに自信を持って好きになってもらえたらな、と思います。