あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

映画『窮鼠はチーズの夢を見る』感想。

こんばんは、あーるです。

映画の感想、『窮鼠はチーズの夢を見る』です。



 

映画友とちょっと観たいよねぇ~と話していた一作。連休初日でしたが映画館は一つ飛ばしでの席予約は終わってましたが、たまたま隣は空いてました(席の売り方はそれぞれの会社にもよる様です。一つ飛ばしの方が個人的にはゆったり観られて好きです。エグゼグティブシート買いなよ…と言われたら返す言葉ないのですが)。


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あらすじ

学生時代から自分を好きになってくれる人とばかり付き合っていた恭一。

ある日、大学時代の後輩・今ヶ瀬と再会し「昔からずっと好きだった」と言われる。戸惑う恭一だが、今ヶ瀬のペースに巻き込まれて行く…

 

 

原作未読です。行定監督の何が好き…と言うほど数は見てません「GO」と「パレード」だけだな。パレードは好きです。

 

何が良かったかと言うと、さとうほなみ。ゲスの極み乙女。の ドラムのほないこか です!あまり前情報を入れずに行って(あれっ?この娘誰だ!うわ、うわ…)と見入ってしまった。いつの間にかオスカー→ナベプロでしたね。

男2人がメインの物語なのにそっちか!と思われるかもしれませんが存在感…、、この笑顔の裏にある渦巻いた感じが見事で! もう~怖い!というか、憧れるほど(恋愛をやり直せる筈もないのだけど笑)!

 

物語の1つのクライマックスではあると思う修羅場における、3人のシーンは本っ当緊張感あります。

 

男性2人のことを書きますと。私、成田凌が結構好きなんですよ。一人の俳優を熱心に追うのって松山ケンイチ以来(そういう頃があった)か。NHKの「ふれなばおちん」で見てから気になっているうちにあれよあれよと有名に。今回はとにかく、可愛らしい。犬っぽい。健気。そしてあぶない笑 けどやっぱり可愛らしいという。

 

大倉くんは、正直あまり顔を認識していなかったんですよね。くん をつけたくなってしまうのは何でだろう…。成田凌と並んで普通に絵になってるスタイルの良さとか顔立ちの綺麗さとか、初めて解った気がします。関ジャニ∞って、わちゃわちゃ楽しいキャラ達というざっくりしたイメージだったので。キレイどころは、もういませんけど錦戸くんの役回りだったのかな?という。で、良くも悪くもあまり強くないんです。それが、今回のキャラにすごく合ってた。恭一に付けられたあだ名があるのですが、ことあるごとに(ああー、流されてる…)と笑えてくるほど。無意識に人たらしで、期待させて、ノーとは言わない、こういう人好きになると本当しんどいだろうね、という。

 

だからこそ、そんな彼がたまに発する強い言葉が痛い。言われた今ヶ瀬もそりゃ、あんな顔するよねと。

多分、自分でも流されてるのか本心なのかわからないまま。でも、あの椅子に体育座りするのはこいつじゃないんだよ、とか、このカーテンじゃねーんだよ、とか、段々確信していってるんだと思う。だから、待つと決めたことが本当に大きなアクションなんだろうな、と思う。

 

なんというか、男と男だからどう…って訳じゃないけど簡単にはハッピーエンドになれないのはやっぱり男と男だから、になっちゃうのかな、と思います。

どっちにしろ、恋愛は私にとって非日常なので見ていて単純に楽しめるのかもしれない…

 

しかし、何かを確かめたくてクラブに恭一が行ってみるシーンが在るのですが、ちょっとそこにいる男の人達のタイプが偏り過ぎに見えた。と書くのが正しいのかどうか。男だから、ではなくて今ヶ瀬だから、好き…を分かりやすく見せたかったのかもしれないけど、どうにもわざとらしく感じてしまった。

 

ラブシーンは格好良い男子が2人なのですんなり見れてしまった。ジャニーズでここまでやるんだなぁという驚きもありましたね。

 

軽い気持ちで見たら、ハマってしまった一作です。

 

 

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…最後に照明の松本さんという方へのメッセージがあります。どなたかと調べていたら色々とやるせなくなってしまった。素敵なシーンをありがとうございます…

 

www.phantom-film.com