あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。5歳児&2歳児の兄妹育児に奮闘中…!

映画「フォードvsフェラーリ」感想。車詳しくないのに(から?)面白い。

こんにちは、あーるです。本日は映画の感想「フォードvsフェラーリ」です。 随分前に予告編で面白そう~とは思ったものの。(車そんなに興味ないしな…)とスルーしてましたが、こんなにハマるとは。

史実を知らないので結末が…その日の気分でスカッとしたくて選んだのですが良い意味で予想外。

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※私と車の現在地としては、ペーパードライバー歴10数年、実家の中で車庫入れに失敗してヘッドランプ壊して以来乗るの避けてます。車周辺の知識は殆ど無し。(ただ、子供のころ「ル・マン24時間レース」の飛び出す絵本が異様にお気に入りではあった)

完全に自分とかけ離れた世界なのだけど、描かれている友情、夫婦、親子のドラマに引き込まれました。

 

あらすじ

カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく

 シネマトゥデイより

 

感想

vsフェラーリというタイトルですが、フォード内部のカーデザインや技術屋たちvsレースを社の戦略に使いたい上層部たちとの戦い・という面も大きい。いつの時代も本部と現場の齟齬ってあるのよね~と車に無知な私でもうんうん、と。もちろん、詳しければさらに深い楽しみがきっとあるのだと思います。

マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーは自身もドライバーだったものの、持病を機にレースの世界から身を引き車の開発に回る。そんな中、どんなにお金をかけても買えないもの…それは優秀なドライバーだと断言。シェルビーは扱いにくいが腕は最高な男・ケンを推すも上層部の反対に遭う。「彼が純粋すぎるからだ」と。ただその純粋さ、車の事となると熱くなりすぎるところが彼の魅力でもあり。なんとか彼を活かそうとキャロルは奔走します。車を完成させるのはドライバーなんだ、と。

 

で、それを見守るキャロルの妻、モリーがね~!素敵なんです。

日々の生活だって子供の事だってあるけれど、どれだけ車が好きか知っているから(彼女自身車好きでもある)心から応援する。色々あってケンが「車は諦めて、のんびりバラでも育てながら太っていく老後も悪くないだろう…」とか言うんですが思いは断ち切れてない。モリーの運転でドライブしながら。諦めようとしたことよりも、本音を隠していたことを怒る姿が可愛らしかったです(運転は可愛くなかったけど)。止められないってわかってる、そういう彼を愛したんだよね。

キャラクターももちろんですが、ビジュアルも好き。重めのぱっつんボブなのにナチュラル。痛くない。演じていたカトリーナ・バルフのキャリアの最初はモデルなんだそう。頭にスカーフを巻いてる姿も似合ってました。

息子もまた可愛くて。パパの事が大好きで。応援しつつも車が炎上すればもちろん不安になる。レースに出てほしいけど「車がまた燃えたらパパはどうなるの?」と。そうだよね。レースの地図を画用紙に書いてみたり、ラジオに耳を澄ませてみたり、心から父親を格好いいと思ってるのがひしひしと伝わる。そんな家族ドラマの面にもどうしても心惹かれてしまいます。ケンも家庭を顧みない男というわけじゃないんですよね。いつもお気に入りのカップを持ち歩いてお茶飲んでたのはお守りだったのかな~なんて思いました。

 

肝心のレースシーンはもちろん凄い迫力で。運転出来ない人からすると本っ当心臓に悪いほどなんですが、大画面で観てよかったと思うところ!正直ちょっと長かったかなぁ…と感じるのは…さすがに車へのこだわりの少なさ故かも。でも終始ハラハラでした。全編CGじゃないとは…運転出来ない人からは何をどうやって撮ってるのか??信じられない。ゴールまであと僅か!というところで勝負をしかけるタイミングを祈るキャロル。それが聞こえているかのような走りを見せるケン、二人の思いがシンクロするシーンには胸が熱くなりました。レースはフォードの1・2・3位独占フィニッシュ、優勝はケン…と思いきや一波乱あるのですが本当の意味で勝ったのが誰か、ライバルたちも皆解ってたんですよね。終わってすぐに新しい車の事を語り合う二人の車愛、その車バカ(勿論褒めてます)なところは羨ましいほど。誰もが最初はそうだったはずなのにね。

 

そのあとの唐突な展開。有名な事かもしれませんが私は知らなかったので…驚きました。えっ…。

ことさらオーバーには描かないんですよね。

いつまでも立ち直れないキャロル、久々に会ったケンの息子との会話から感じる二人の特別な絆。余計に泣けました。

 

こんなにズーン…と来るとは思わなかった。

 

全体を通してはクスっと笑えるところも散りばめられてます。シェルビーとケンの取っ組み合いを眺める妻モリー、とか社長をレーシングカーに乗せちゃうシーンとか(社長のビビり具合、最高)。

クリスチャン・ベイルっていい感じに老けてカッコいいですね。あと、4DXで見たら相当楽しそう。やってたんですけど、場所が遠くて叶わず。

 

というわけで、車に詳しくなくてもめちゃくちゃ楽しめた一本です。

思った以上に男性よりカップルや女性一人もいた印象です。

プロダクションノートにも、二人の友情について考えてみてほしい、とあるように。この中に込められたドラマは広く色んな人に刺さるだろうなと思います。↓でもこのビジュアルだとちょっと見るハードル上がっちゃう気がするけどおすすめです!

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