あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

3歳児検診。視力で引っかかった後の精密検査。

こんばんは、あーるです。本日は先日行った視力検査の記録です。あちこち色々書いてごちゃついてますが、備忘録がてら。 

診察までの経緯

3歳児検診で、視力に問題ありとの結果。紹介状をもらい、大きな小児眼科へいくことに。実は、1歳半の時にも小児科でスポットビジョンスクリーナー検査で「乱視の気配あり」と言われていたのでした。ただ、正直紹介先の遠くの病院へ行くのが大変で(まだ良いかな…)と先延ばしにしているうちに…2度目の診断が下ったのです。

今度こそすぐに行かなくては。

反省しました。もし、もっと早く行っていたら…?

悔やんでももう遅いですが。今後は兄妹に何らか診断が出たらすぐ動けるように、預かり体制を整えておかねば。

診療明細の項目

・サイプレジン1%点眼薬

・眼底機能精密検査 及び 輻輳(ふくそう)検査

・矯正視力検査

・屈折検査

・細隙燈顕微鏡検査

・立体視検査・ステレオテスト等による

・両眼視機能精密検査

・角膜曲率半径計測 

実際に行ったこと

(明細のどの項目か?は確実ではないですが参考サイトをリンクします)。

診てくれたのは「視能訓練士」の方でした。

 

視能訓練士とは

小児の弱視や斜視の視能矯正や視機能の検査をおこなう国家資格を持つ専門技術職として日本では1971年に誕生しました。視機能のスペシャリストとして、乳幼児からご高齢の方まで世代を超えて皆さまの大切な目の健康を守るお手伝いをしています。

 日本視能訓練士協会 より

今回初めて知りました。皆さん子供への接し方が慣れており優しくして頂きました。

 

●10:30診療スタート

機械での視力検査

オートレフクラトメーターという機械にて。

オートレフラクトメータ AR-1 | 屈折度測定装置/角膜曲率半径測定装置 | 株式会社ニデック

娘の様子…最初は一人でイスに座ったが、途中から飽きてきてイスでグルグル遊びだしたので私の膝に座らせて検査。

「何の絵がみえるかなー?」

「気球が見えたかなー?」

などとの声掛けのもと、なんとか覗いていた。

 

※明細書記載の中では屈折検査か? 

屈折検査…遠視、近視、乱視の有無を調べます

みふね眼科HPより

屈折の異常には近視、遠視、乱視があります。中等度以上の遠視や乱視は、弱視の原因になることがあります。また、屈折の異常が原因でおこる斜視のタイプもあります。弱視や斜視への治療の第一歩は正確な屈折検査をすることです。そのために調節麻痺薬(アトロピン)という目薬を使った検査を行うことがあります。

 日本弱視斜視学会HPより

 イラストの確認。


f:id:rno670:20190709190838j:image

(雑ですが、こんな感じ)

4つのイラストを確認。

段々遠くに離れていき、またイラスト自体のサイズも小さいものに変えていき見えるか見えないかを答える。

さらに片目ずつ隠して右別に調べる。

娘の様子…言葉で答えるのは緊張したのか、無言…。なので、同じものが見えたら手元の絵(四種類描かれているもの)を指差す形で返答。

 明細書内では何でしょ?普通に視力の検査という感じ。

光の行方を追う

先生がペンライトを上下左右に動かし、追う様子を見る

ミニーちゃんクリップの行方を追う

ペンライトと同じように手に持ったキャラクターのクリップを上下左右に動かし、娘の顔に手をやって時折隠したりしながら

「何色かな?」

「リボンをつけてるかな?」

「どんな顔してるかな?にこにこ?泣いてる?」

などと、正しく見えているか確認 

※眼筋機能精密検査及び輻輳検査か?

眼球運動・輻輳検査…

眼を動かしている6本の筋肉が正常に働いているのか光をおいかけてもらって検査 

みふね眼科HPより

輻輳力とは

近くのモノを見るときに、近くに焦点が合うような視線に、眼の筋肉を内側(鼻側)によせる力のこと  

メガネのハマヤHPより

立体視の確認

一面砂嵐状の用紙を見て、絵柄が浮き上がって見えてくるか確認

 娘の様子…「わからない」でした。

 ※立体視検査(三杵法、ステレオテスト等による)か?

ラングステレオテストとは

 砂嵐の図の中に、何の絵が隠れているか確認する立体視の検査です

スマイル眼科クリニックHPより

殆ど同じ画像がこちら↑にありましたね。

問診を行い、再度機械で確認

この時は訓練士さんではなく眼科医の先生でした。

再度機械での診察

暗くした部屋で、ペンライトで照らされたものが何かを答える

(壁にかかったアンパンマン・バイキンマンのお面でした。何が見えるか?どんな顔をしているか?)

 

●11時45分頃 いったん終了

 

さらに細かく調べたいとのこと。

「瞳孔を開く目薬(サイプレジン)を差して、1時間したら診察できます」とのお話。別の日にしてもよいし、この後でも良いと。

自宅から遠い眼科だったので、目薬後お昼ご飯を食べに行き戻ることに。

 

娘の様子

ソファに寝ころんで、訓練士さんに目薬を差してもらうも

「つ、つよいね~~~」と苦笑されるほどの目の閉じっぷり。目薬は殆ど初体験なので怖かったかと思います。染みるのか差し終わって目をパチパチした後少し泣いていました。

 

●13時 

戻った後、訓練士さんに確認してもらう

足りないのでもう一度差す、目薬2回目

15分ほどして、もう一度確認、目薬3回目

 効き方には個人差があるとのことですが、娘は結局三回差しました。

 

その後、30分くらいして再度診察開始。

機械での診察でした

 

目薬について

なぜ目薬を差して検査するのか?

モノを見ようとする時、目の中の筋肉が緊張し、水晶体を厚くすることでピントを合わせます。
子どもの場合、筋肉が柔軟な為余分な調節をしてしまい、通常の検査では正確な目の状態が分かりません。
そのため、筋肉の調節を休ませる点眼薬を使用し、調節の無い状態で精密検査を行います。

とのこと。新馬場眼科 HP(サイプレジン検査とは より)

 

サイプレジン目薬とは…

副交感神経支配の筋肉に作用し目の緊張を緩和させることによって、散瞳させたり、
ピント調節を司る筋肉を休ませたりします。

通常、屈折検査やピント調節の改善に用いられます

 くすりのしおり より

 

スポットビジョンスクリーナーについて

一歳半検診の時に調べてもらった際の機械、スポットビジョンスクリーナとは…

6か月以降の乳幼児から大人までの視機能上の問題を 迅速に、かつ的確に検知することを目的として開発された、持ち運びやすい携帯型 ビジョンスクリーナーです。

ウェルチ・アンド アレン HPより

目の前でカメラで写真を撮るくらいの時間でほんとすぐに診察は終わりました。

こんな機械です。福田眼科HP

最終的な診断は

近視 でした

「よかったですね。すぐにメガネにはならなくて大丈夫ですよ!」

と。

弱視や遠視ではなく、シンプルに近視。このまま進めばいずれメガネでしょう、とのこと。う~ん、良かったのか悪かったのか何とも言えませんが。

両親共に近視がひどいから…遺伝的かもしれません。

現在、私は2WEEKコンタクトメイン、旦那はレーシック済み。視力は良ければそれに越したことはないと感じます。

 

娘の視力は両眼0.3程度、通常は平均0.6程度は出ているとのこと。

3歳になったばかりなので、もしかしたらこれから視力が出てくる場合もある…かもしれないとの説明。半年後にまた検査してください。との話でした。

 

●全部終わって14時頃。疲れたでしょうが大崩れすることなく頑張りました…!

ちなみに、お兄ちゃんは延長保育を入れてお迎えにぎりぎり間に合った次第。

 

メガネのお子さんのママ友に聞いたところでは「遠視や弱視だと補助が出るから限度はあるものの補助で事足りるよ」との話。

ただの近視ではどうなのでしょう…?この辺りは今後調べたい点です。

 

差し当たっては、TVの見せすぎ注意(スマホは見せておらず)。その為には外に出る。それに尽きます。

夏休み…活動的に行くぞ!それはそれで、しんどい面もあるけれど、長い目で考えよう。

 

以上。

次回検診までの備忘録も兼ねての3歳児検診後の精密検査の記録でした。要精密検査と言われるとやはりドキッとしました。どんな事をするんだろう、と不安な方の参考に(病院によって違いはあるかもしれませんが)少しでもなればと思います。

 

もし詳しい方等でこれは違う…などとありましたらご指摘くださいませ。