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映画「ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語」感想

こんにちは、あーるです。久々映画館に行きましたので感想を。

 

ルイーザ・メイ・オルコットが自身の家族をモチーフに描いた自伝的小説「若草物語」。19世紀のマサチューセッツ州を舞台にそれぞれの人生を駆け抜けていく四姉妹のストーリーを次女ジョーの目を通して描いていきます。

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控えめで美しい姉、メグ。

情熱家で自分を曲げられないジョー。

病と向かい合いながら、音楽を愛する心優しいベス。ジョーと喧嘩の絶えない末っ子エイミー。

 

 

…見ていて(ああ、若草物語って何度も読むくらい好きだったよなぁ…)と思い出されて。出てくるエピソードが、そうそう、そうだったよね、ハンナ、ローリー、フンメルさん、といちいち懐かしくて。

小学校高学年くらいからだったか、若草物語、赤毛のアン、オズの魔法使い(「ジュディ~虹の彼方に」も感涙した)、そういう少女っぽいものが私は大好きだった。ということを思い出しました。

 

私自身は2人姉妹ではあったけど、長い休みの度に集まっていたいとこ2人(女&男だったけど)も年上で。いつも末っ子気分だったなあ、なんて事も感じながら。姉妹がはしゃいだり、喧嘩したりするシーンがただただ泣けた。

 

あの時代に、女性が職を持って自立することは難しかったのだろう。小説家になりたいという夢を実現させたジョー、結婚に幸せを見出だしたメグ(だけど、どこか満たされない思いも)、お金持ちと結婚することを決意するエイミー、病と向き合うベス。時代は違っても、それぞれの立場を今の私もなんとなく想像できる。

芸術に身を徹する為にローリーとの恋愛を諦めのか、それとも本当に彼を愛せなかったのか、もしかすると『男性』を愛せなかったのかのか…とやんわり思えるようにも感じた。小説家として成功しつつあっても、やっぱり誰かいつでも側にいてほしい、、そんな思いもあって綴った手紙がひたすら切なかった。

 

でも、ラストで製本されていく自分の本を大事に抱えたジョーは、きっと自分の決断に納得して誇りを持っていたのだと思う。

 

で、ローリー役のティモシー・シャラメ。いやー美しいいーーー。成長が楽しみです。


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この時は壊れそうに透き通ってましたね。

 

気になるのは、開始してからしばらく、どうエマ・ワトソンが長女に見えなかったこと。それは頭に入れて見に行けば良かったと思いました。話が進むに連れ慣れますけど最初混乱。

 

 

 

 

 

ちょっとネタバレ。

私はラストは結婚していない、と見ました。小説の中ではそうした、と。

 

 

 

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