あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。5歳児&2歳児の兄妹育児に奮闘中…!

映画「タリーと私の秘密の時間」。こんなに私のことを解ってくれるベビーシッターいたらなぁ…?

こんばんは、あーるです。今週はAmazonプライムで一本見ました。公開は去年の8月。見逃していたけど気になっていた「タリーと私の秘密の時間」です。

 …観るなら全くの非日常に連れてって欲しい、と思う反面、母親が題材の作品もつい気になってしまうんですよね!見たらしんどいかも?と思いつつ。

以前、「理想の出産」という一人目妊婦を描いた映画を観ました。二人目以降の出産ストーリーもあればいいのにね~、と思っていたのですがまさしく、な一本。子育て真っ只中の人には刺さります。一時間半と短めなのもオススメ。

 

出産前後のストーリー、まさしくワンオペ、がすごくリアル。シャーリーズセロンの体重の増減具合もリアルさに拍車をかけてます…!さらに思いがけないラストにボーゼンとしました、私。もう一回見たくなってます。

 

 

解説・あらすじ

3人目の子供が誕生して心も体も限界に達したヒロインが、ベビーシッターとの交流を通して復活する姿を描く。魅力的なシッターを『ブレードランナー 2049』などのマッケンジー・デイヴィスが好演。

マーロ(シャーリーズ・セロン)は大きなお腹を抱え、娘サラ(リア・フランクランド)と息子ジョナ(アッシャー・マイルズ・フォーリカ)の世話に追われていた。聞き分けのいいサラと違い、落ち着きがないジョナのおかげでマーロは何度も小学校から呼び出される。夫ドリュー(ロン・リヴィングストン)は優しいが、家のことはマーロ一人に任されていた…

※yahoo映画より

 

 

育児の描写がデジャヴ…

冒頭の授乳~オムツ替えのエンドレスな日々をまざまざと見せ付けられる短いカットの応酬に(うわっ…!そうそう、そうだった)と解りすぎてグッタリしそうになるほど。けど必要以上に重くは見せないのはさすが。

 

で、旦那が本当にイラっとさせてくれるんですよ。「冷凍ピザか!いいね……」だって。なら、何か作ってよ、せめて買ってきたら!です。しかも、おやすみ~と言った後隣に寝ながらヘッドホン被ってゲームするんですよ。いや、私なら無理です(悪い人って訳じゃないんだろうけど鈍感過ぎる)。

で、こんな食生活を続けていたらマーロは激太りしてしまうのですよ。シャーリーズセロンが体重を18kgも(!)増やして、メイクも無しの頭ボッサボサ。すごい役作り!

長女の「ママ、そのお腹…何?」みたいなセリフが刺さること!

 

そんな彼女に兄が夜だけでもシッターを呼んだら?と強引に電話番号を手渡すのですが、「他人に任せるなんて…」と躊躇する。けど、ついに限界になって連絡をとるのです。そのくだりの車の中でのイライラが募って爆発しそうになるシーンも(うわ…こんな時ある!)と。

 

心身共にボロボロのマーロの前に現れた若いナイトシッターのタリー。ずっとこれまで誰かに頼ることが苦手だった、というマーロに「私を頼って」と。

なんでこんなに若くて恐らく出産もしていないだろうに、彼女の気持ちが解るんだろう、してほしいことをして、かけて欲しい言葉をかけて気遣えるんだろう、というくらいに、ケアしていくのです。でも、昼間何をしているのかは一切教えてくれない。「世界征服を計画してる」とか「寝てる」とかお茶を濁すばかりで。

 

でも、タリーに出会ってマーロは生き生きとしてくる。ランニングをする気力も湧いてスリムにもなっていく。多動かな、、という息子と学校とのトラブルにも感情的にならずきちんと対応出来るようにもなり(お詫びの為のカップケーキをタリーが焼いておいてくれたりもする)、旦那とのレスの問題も解決してくれたりする(そんなことまで?)と。

さらには、夜の街へドライブへまで行ってしまう!「旦那がいるから子どもは大丈夫でしょ」って。

 

そこからタリーが突然止めると言い出すわけです。2人の会話は本当に痛くて。昔の自分の叶わなかった夢や恋を思い返して、でも今の自分の幸せ、この平凡な毎日こそが叶った夢なのよ!と説き伏せられる。うん、わかる、解ってはいるけど、これだけ毎日が辛いと過去に縋りたくもなるだろうな…と。

 

それから冒頭に書いたボーゼンとする出来事があって。

 

 

ラストは息子ジョナの姿にホント救われました。こういう瞬間を見逃したくないと切に思うし、こういう瞬間があるから母をやってられるのかな、とも。今の私は夢叶ってるのかもしれないと。

 

旦那にも観て欲しい

見始めてから一時間ほど過ぎたあたりで旦那が帰宅しました。「お、シャーリーズセロンか。やっぱ綺麗だな!」と言ったのには笑いました。いや、それまでがスゴかったんだから!と言いたい。

 

幸い旦那はこの映画と違ってかなり労ってくれるしメンタルケア関連に詳しいので本当に支えられてます。ありがたい限り。というか、マーロの旦那はメリーゴーランドのベンチとまで言われておりちょっと可哀想な気も。という、ちょっと本命?とは違う人と結婚した上での育児ストレスというと相当なものよね…。

 

育児真っ只中の人には勿論、これから父親になる男性に見て欲しいとも感じた一本でした。リンクより後はネタバレしての感想がちょこっとあります。

tully.jp

 

結末知ってから思い返すこと(ネタバレしてます)

八年ホコリのたまってた部屋を真夜中に「やらなきゃ」って追い詰められて、掃除していい母を演じようと徹夜でカップケーキ焼いたってこと?だとしたら苦し過ぎでしょ…ゾッとする!それとも、この辺も幻でしかないのかな。

かなり勘の悪い人だったので、気付くの遅かったです。かなりマーロに感情移入して見ていたせいもあるかと思いますがさすがに、コスプレのあたりでこれは無いわ…と。

あと、旦那さんもっと気づいてあげて!って。最後あんな急に変わるかね?って意地悪く思ったけど…それまでやっぱり悪い人には描かれてないだけで本当に悪気なく気付けなかっただけなんだよね、きっと。でもそういう男性も世の中にはいるのかと思います…。

所々に出てくる水のシーンは胎内イメージなんだろうなと。人魚姫タリーに救われて最後マーロは生まれ変わったのか。失ったものも勿論あるけど、ということなのかな…。

あるあるな展開かもしれませんがとにかく育児のリアルさと映画的な仕掛けが相まって面白く観られた一本です。

理想の出産

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同じ監督のこちらも好きです。

JUNO/ジュノ (字幕版)

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