あーるのあーだこーで。

コーデ週記と日々のこと。

【映画】セッション を観ました。

映画「セッション」を観ました。「ラ・ラ・ランド」公開前に同じくデイミアン・チャゼル監督の作品を観ておきたかったのです。

 

子ども2人だとなかなか自由に映画も見られませんがさくっと90分強のこの作品、短めなので寝かしつけ後に最適です。ただ、難点は興奮して眠れない!

 

 

セッション コレクターズ・エディション [Blu-ray]

名門音楽スクールにて。

鬼教官とちょっと冴えない生徒が完璧な演奏を求めて凄まじいレッスンを繰り広げていく…。

 

と書くと、クライマックスは心が通い合う演奏シーンで涙が止まらない!と予想したくなるんですが。

 字面ではそうかもしれませんがその中身たるやヒドいもんですよ(褒めてます)!

「驚愕のラスト」っていうキャッチフレーズは毎度毎度色んな作品に付きますけどこうきますか!と。

 

 

…先生のパワハラっぷりは度を超えています。

生徒の方も音楽への答えを音楽だけに求めすぎて視野が狭くなっているように思えます。

 

2人ともアーティストとしては超一流にはなれない(なれなかった)のかもしれません。

そんな2人がただ音を楽しんでいる、と再認識するラストシーンは冷や汗ものです。血の気引きます。で、その後血が騒ぐ。

 

短いだけに無駄なシーンが無いんですよね。編集も切れ味鋭く気持ちい良い。

父親との感動シーンとか女の子とハッピーエンドとか入ると、きっとぬるくなる。とにかく先生と生徒、二人のドラマに絞って描かれていたのが良かった。緊張感が途切れない。たまに見せる先生のしんみりした姿にだまされちゃいけないです。

 

ちなみに、小学生のころ全国レベルのブラスバンドクラブにいた旦那さん曰く、

「割とこんな感じだったよ?」

とのこと(!)。マジか…。

 

 新作はどうにか劇場で見たいんですけどねー。レイトショー狙いかな。

今年は月一本は映画を見に行きたいという野望はありつつ。

やっぱり気分転換は大事ですよという話。

 

今年は観たもの、読んだものののアウトプットもこうしてキロクしていこうかな。

ということで「セッション」の感想でした。