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コーデ週記と日々のこと。

映画「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」感想。

こんにちは、あーるです。大好きな作品の劇場版。楽しみにしていました。

どれくらい大好きかというと、TVシリーズのサントラを結婚式のBGMに使ったり、ふるさと納税は作品の舞台とされる熊本県人吉市にしていたり。働いていた頃、心の拠り所でもあった作品なのです。ということで、少々思い入れ過剰に進みます…!f:id:rno670:20181018163841j:image

ポップコーンは買いませんでしたがズラリと並んだニャンコ先生の容器に惹かれる…

 

あらすじ

夏目貴志は、幼いころから普通の人には見えない妖怪が見える。自分と同じ能力を持つ祖母レイコが妖怪から奪った名前を記した契約書「友人帳」を手にして以来、自称用心棒のニャンコ先生の助けを借りながら、貴志は友人帳に縛られた妖怪たちに名前を返していく毎日を送っていた。

 yahoo映画より


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感想

ひたすらほっとします。ああ、これを見たかったんだよね…という安心感。

 

変な褒め方かもしれませんが、「劇場版見なくてもTVシリーズ未見ならそちらを見てみて!」と言いたいです。それほどにいつもの雰囲気が漂います。

劇場版だからといって無駄にド派手な展開になる…わけもなく。テレビシリーズの流れを汲んだホロリとくるストーリー。勿論それが大画面で堪能できる幸せはあります…!斑への変身シーンなどはやはり迫力出ますし、安定の音楽をまた劇場で浴びるのも良いものです。

 

 

人と妖との物語ではあるのですが。そこには、人vs妖という対立関係は一切なくて。

人と人であっても、人と妖であっても、互いを思いやる気持ちが少しずつすれ違うさま、その切なさ、やるせなさ。憧れゆえの裏返しな行動や、優しさゆえの嘘。

葛藤は、関わり合おうとするからこそ起きるものであって。単純な言葉になってしまうけれど「コミュニケーションの大切さ」を優しく問うてくれるのです。

 

水彩画のような優しい色合いのアニメーションは、熊本がモデルだという奥深い自然の緑を映し出しているようで癒されます。

最近は色も動きもクリアなCGアニメや、それなら実写で良いじゃん…という背景などを目にすることが多かったので。夏目は写実的ではあるけれど、写真みたいにツルツルした質感ではないんですよね(変な表現ですが…)。

 

原作コミックは結構画面が白いです。書き込みはそんなに密ではなくて、その空間も魅力というか。その世界観がアニメにも投影されているな、とTVシリーズの時も感じていました。それがストーリーと相まって独特の空気感があります。

 

癒される要素的には、言うまでもないんですが…ニャンコ先生の可愛さ。つるふか、ぶさかわいさ、それが3つに分裂するというね。本能的に好きです…このへんにしておきます。

 

押し花と切り絵

オープニングでタイトルバックに押し花があしらわれているのですが、そこもTVシリーズと同じ。あ、始まる…という期待が静かに高まります。

今回、ストーリーの中で切り絵が幾つも出てくるのですが、繊細で美しくて。「重ねあわせた時、見えなかったものが見えてくる」ということ。作品の世界観とつながってくるように思えます。

 

ゲスト声優について

高良健吾…熊本出身ということで、お声がかかったのかな?パンフや特番ではあまりその点ご自身で語られてはいないようなのですが。出身地を知っていたから合点がいったのですが、それ以外では夏目に高良健吾?と最初ちょっとイメージわかなかっですね。ところがどうです!ふわっと掴みどころのない、何かもの哀しさを秘めた椋雄というキャラクターにすごくハマっていました。すごく良かったと思います。

後々インタビューなどを見ると、もともと作品のことも好きだったようで。世界観を大切に演じて下さったのかな、ということが垣間見えます。

 

バイきんぐ…小峠さんのもんもんぼうの方だけコメントしますね。これは…ちょっと…。惜しい…と言っておきます。哀愁漂うちょっとヘンな妖怪の雰囲気に、合いそうなんですがあまりに「小峠さん」でした。なんでキャスティングしたのか。これだけはちょっと疑問です。でも、本当にキャラを作ってから合いそうな人を探したのであって、ただ話題の芸人を使ったっていうんじゃないのは好ましいかな…。プロモーション的にはプラスにもマイナスにもなっていない気がします。後々声優業で評価されたとしたら原点になり得るので嬉しいですけどね。どうして、彼のことこんなに長く書いちゃったんだろう…なんか、すごく惜しく感じたので。

 

 

 

 

嘘だけど本物だった

ラストは涙せずにはいられなくて。自分が見た回は観客が少なくて良かった、と正直思いました。

久々にパンフレットを買ってしまいましたが読み応え抜群です。スタッフがこの10年のアニメの歴史を大事にして一丸となっているのが伝わります。

 

正直、コミックスを買い求めるのはストップしているし、グッズ収集(出過ぎです)も結婚してからは止めていますが…「私、やっぱりこの世界好きだ」と再認識しました。

たまには帰りたい場所、それが私にとっての夏目友人帳です。

 

松屋銀座の夏目友人帳展にも行ってきたので別途レポをあげます。

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「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」公開記念展|10.17(水)ー10.24(水)

 

TVシリーズもお勧め

いきなり映画はハードル高い、という人も多いかもしれませんがTVシリーズでも、本当に満足度の高い作品です。いつ見ても色あせたり古びたりすることのない魅力があります。

 

吉森信 作品集 七つの扉

吉森信 作品集 七つの扉

 

 

natsume-movie.com

 

それではこのあたりで、「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」の感想でした。