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映画「ギフテッド」感想。子どもの才能の行方。

こんばんは、あーるです。今日は以前から見たかった映画「ギフテッド」の感想です。

 

大好きな「500日のサマー」のマーク・ウェブ監督ということで見たかった一作。

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(2017年公開、102分)

 

あらすじ

フロリダの小さな町で生活している独り身のフランク(クリス・エヴァンス)。姉の子どもである、めいで7歳のメアリー(マッケンナ・グレイス)と片目の猫フレッドと共に、平穏に過ごしていた彼らだったが、メアリーにある天才的な能力があることが判明する。フランクは彼女に普通の子供と同じように育ってほしいと願っていたが、彼の母エブリン(リンゼイ・ダンカン)は二人を引き離してメアリーに英才教育を受けさせようとする。

※シネマトゥデイより抜粋

 

映画公式サイトのあらすじは、かなり突っ込んだストーリーまでネタバレしているので注意。

 

ギフテッドとは

先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと。または、先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を指す。

ギフテッド (gifted)は、贈り物を意味する英語の「ギフト (gift)」 が語源であり、神または天から与えられた“資質”、または遺伝による生まれつきの「特質」と言える。

wikiより

早期教育で才能が開花した、という事とは別物で生まれつきのものを指します。

 

感想

子どもの才能をどう活かしていくか、どう道筋をつける手助けをしていくか…。

我が家のこどもたちにはこの映画に出てくる女の子ほどの天才の片鱗は(今のところ!?)見えませんけども、親としては気になることです。

なんてことを気にしつつ見始めるのですが。この映画の一番の魅力といって良い主演のマッケンナ・グレイスの可愛さにとにかく引き込まれます、それに尽きる!!

 

歯の抜けた無邪気な笑顔から不機嫌な顔、大人の全てを見透かしているようなしたり顔…コロコロ変わる表情の豊かなこと!

姪っ子を預かった自由気ままな男、フランクが「飽きないんだ、楽しいんだ、(だから…)」と言うのが本当に納得。手放したくないと思うのも頷ける。

ただ、その「手放したくない」という思い。本当にそれでいいのかフランクは悩みもする。

 

フランクとフランクの姉の母であるエブリン(メアリーにとってのおばあちゃん)は、最近で言う「毒親」に近いものがあるかもしれません。ただ、天才的な能力を生まれ持って授かった学者としての将来を追究することは使命感にあふれ、純粋で、ただただ夢中だっただけなのかもしれない、と思う。

彼女は子ども(メアリーの母親)を産んだことによって、その夢を果たせなかったわけなのだけど…孫であるメアリーを数学の道を歩ませることは本当にそれが良いと思ってのことで。だけど、そうしないときっと救われなかった。

多分フランクもそれは分かっているからこそ、別の道を歩ませるべきか葛藤したんだと。

 

途中、「俺の時間が全然ない!」とか「プライベートの時間に立ち入るな!」とかはいくら可愛くてもわかるわ…とちょっと思ったり。恋愛に緩めなフランクのキャラも魅力です(ダメ男と思わせといて…な)。中盤メアリーを病院に連れて行く彼の行動には泣かされます…!

 

 

メアリーは「ギフテッド」なので、大人びた言動だったり、普段の授業が退屈に思えたりする。それでも普通の7歳の女の子の一面もたくさん見せてくれる。泣いたり怒ったり、フランクに甘えたり、クラスの男の子をかばったり。

そんな普通の感覚も、忘れてほしくないというのは判る気がする…。

 

メアリーの母については、毒親に対してただ言いなりだったわけじゃないんだ、という種明かしはあります。が、映画自体は淡々と進んでもの凄い盛り上がりがあるわけでもなく終わります。興味のある題材と主演の女の子の可愛さで魅せられてしまう良作。

 

ギフテッドであり、ただのこどもでもある。ラストは爽やかです。

 

こうしたら、必ず幸せになれるという方程式はないので。出来るだけたくさんの可能性を見つけて伸ばせるように支えていきたい。と、つくづく思いました。

 

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