こんばんは、あーるです。断然スカート派なのですが、生活の殆どが自転車のため悩まされています。
ママチャリなので、巻き込みガードはついていますがスカートが煽られるのはちょっと見苦しいし、気にしながら運転するのも危険。ということで、サーキュラースカート風ワイドパンツを作ってみることに。それらしい形になったので記録です。
今回使った生地
一柳綾乃さんという作家さんのもの。ここのところリバティで作っているのですが淡い水彩の大きな柄に一目ぼれしまして。シーチングなのでリバティのコットンローンよりざっくり(といっても、生地自体は薄手です)。
基本的なサーキュラースカートの作り方
サーキュラースカートは、有名なこちらのサイト「うさこの洋裁工房」さんを参考にしています。
製図の仕方が出ており、自分の身体のサイズを入力すると、ウエストは◯cm…などと自動計算されて便利です。
※全円ではなくて、半円で作成しています
・サーキュラースカートの作り方
・前後パンツが一枚の型紙になっているパンツの作り方
を把握していると、二つを組み合わせたんだな…ということが分かるかと思います。小さめの見本を作ったり子どもサイズで試してからの方が良いかもしれません。
作り方
半円で作る予定のスカートをバッサリ半分にします
こんな風にカットして
股下を縫います
一枚を表に返して、中に入れます
股上を続けて縫います
裾を処理します
※今回は裾は三巻き縫いにしたので先に処理しました。
3ミリくらいに端を巻き込んでいく縫い方(専用の抑えを使う)
ベルト布を付けて、ゴムを通します
完成!
覚書的に流れの記録ゆえ細かい経過の写真が少なめではありますが、こんな具合に作ることが出来ました。
しかし、最初適当に失敗覚悟で別のスカート(白地に花柄の以前作ったもの)でやってみたらびっくりする程生地がツレちゃって…焦りました。
※左から…元のスカート、ワイドパンツ化後、カットに失敗している仮縫いバージョン(見苦しい)
きちんとカーブをつけてカットしたらそれなりになったので一安心です。
大変なところ
サーキュラーにすると、裾の処理は長い距離を縫わなければいけないのが大変です。しかし、ギャザーを寄せたり、タックを入れたりすることなく奇麗なフレアが出るので作り慣れるとサーキュラースカートの方が楽に感じます。あと、ギャザースカートだと腰回りがボワっとするのですが、サーキュラースカートはスっと下に落ちるので腰回りが膨らまないのです。ここら辺は好みの問題ですが、私は腰回りスッキリが好きです。
失敗が目立ちにくいポイント
方向性のない柄ものを選ぶこと。これに尽きます。チェックは方向によって見え方が少し気になりますね。ランダムな花柄や幾何学柄が柄合わせなど気にならないし、縫い目のズレも大きくは目立ちにくいと思います。とりあえず、私の周りで作ったことに気が付くのは同じくハンドメイドで服を作るという人だけです…!
実際着てみて
自転車に乗る時も足さばきが良いしめくれることが無くなりました。インナーは常にゴム入りのペチパンツでトイレでの対策もOKです。
もう一着くらい作りたいな…もしくは以前作ったものをワイドパンツに作り替えるか?
素材はコットンなので気兼ねなくザブザブ洗って、くったりしたら家でリラックス用にしたいと思います。でも、意外と歴代まだしっかりしてるのよね。
ということで、サーキュラーワイドパンツの作り方記録でした。